<   2008年 09月 ( 22 )   > この月の画像一覧

カミーユ・ルセック氏のお菓子/Le Meurice

c0069026_4422956.jpg
コンコルドとチュイルリーの間に位置する、パリでも指折りの高級ホテル「Hotel Meurice(オテル・ムーリス)」。
以前ここのパティスリー部門にてスタージュをしたことのある私にとって、少なからず特別な気持ちがあるホテル…。
c0069026_443950.jpg
タルト・グリオット・ピスターシュ。
この三ツ星レストラン「ル・ムーリス」のシェフ・パティシエ、カミーユ・ルセックの作るデセールは作りも味もすばらしく繊細で…。(そりゃ中には「?」なお菓子もあったけど)
なんてデリケートな仕事をする手なんだ!
お菓子はやっぱりセンスだよなあ…
と、思ったことを覚えている。
c0069026_4425675.jpg
タルト・フレーズ。甘く柔らかなフランス産高級イチゴ「マラ・デ・ボワ」を使った、シシリア産ピスタチオのタルト。
以前プラザ・アテネに行ったときと同じメンバー^^、そして日本から数日間だけパリを訪れている友人と4人で、ついにここのサロン・ド・テへ。
実際にここでお菓子を食べるのは初めてのこと。

c0069026_528942.jpg
以前もあった定番の焼き菓子(カヌレやフィナンシェ、ケーク類)のほか、新しい種類の生菓子も。
c0069026_4461399.jpg
大好きだったケーク・キャロット。にんじんたっぷり、作り方は簡単なのに、思いのほか美味しい焼き菓子。
c0069026_5271391.jpg
c0069026_4424320.jpg
2ヶ月間のここでの研修…わくわくしたこと、緊張したこと、悲しかったこと、そして発見したこと。

いろんな思い、記憶が頭をよぎりました。

楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング

by blueblau1 | 2008-09-29 04:44 | パリのカフェ・サロンドテ

Laurent Duchene

c0069026_6285268.jpg
13区にある「ローランヌ・ドゥシェンヌ」のお店です。
場所柄?近所の住民の方々が主なお客さんの様子。
久々に来ましたが、相変わらずきれいなお菓子が並び、美味しそうです。
上の写真の桃のパイが気になりましたが、買わず…
c0069026_6291452.jpg
おやつに食べたくなるような小さな焼き菓子たち…ピスタチオとグリオットのものを購入。
c0069026_6293116.jpg
買ってみたヴェリーヌ。
上からりんごのコンポート、紅茶のジュレ、バニラのムース、キャラメルクリーム、ビスキュイ・ショコラ、そしてピスタチオのムース。
ひとつのお菓子の中に味わいがありすぎてもいけないんだな、と思ったり…。

c0069026_6294767.jpg

by blueblau1 | 2008-09-25 06:30 | Pâtisserieパリのお菓子

バスクのスペシャリテといえば…

バスクの甘いスペシャリテといえば、チョコレートのムース「ベレ・バスク」、マジパンの「トゥーロン」、そしてもうひとつ…忘れちゃいけない「ガトー・バスク」!
c0069026_5415576.jpg
ビアリッツの「Miremont」で食べたのはカスタード入りのもの。オレンジ風味のクリームがなかなか美味。
c0069026_5395778.jpg
バイヨンヌの町で見た赤と緑の旗。バスクのシンボルマークの旗も。

ガトー・バスクはいわずと知れた、この地方のスペシャリテ。
アイスクリームでも「ガトー・バスク味」なんていうのがあるくらい…
サブレとバターケーキの中間のような食感の生地の間に、黒さくらんぼのジャム、もしくはカスタードクリーム(アーモンドクリーム)をはさんで焼きあげたお菓子。
c0069026_54184.jpg
生地もチョコレート入り、クリームもチョコレート味、とチョコ一色のものも。
これだけは食べておこうと、着いた当日にお菓子屋さんで、まずはさくらんぼジャムいりのものを購入、ホテルで食べたり、レストランのデザートに「ガトー・バスク」とあれば、やっぱり注文してみたり…
好奇心を満たすため、ちょこちょこ試していました。
c0069026_540218.jpg
イッツアス村のレストランのデザートにもやっぱりガトー・バスク。
c0069026_5404265.jpg
こちらはバイヨンヌのレストランで。クッキー生地の間に、イチゴをたっぷりはさんだ、自由な発想のガトー・バスク。
c0069026_5413043.jpg
特に美味しかったのは、「Paries(パリエス)」の黒さくらんぼジャム入りのガトー・バスク。ざっくりした生地の食感も、中のジャムも、とってもいい味でした。
c0069026_557690.jpg
夕暮れのビアリッツの海岸。
バスクの素敵な風景もたくさん撮ったのに、つい食べ物のことが先になってしまう…。


楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング

by blueblau1 | 2008-09-25 05:58 | Pays Basqueバスク地方

Croissant Ispahan

イスパハンといえば、エルメを代表するケーキ。
バラ、ライチ、フランボワーズの、華麗なマリアージュ・・・。

エルメのお菓子屋さんでは、ピンクのマカロンにライチのクリームとフランボワーズをはさんだマカロンケーキ「Ispahan」のほかにも、

イスパハンのコンフィチュール(パンなどにのせず、そのまま食べるのが一番美味しいらしい)
イスパハンのパート・ド・フリュイ
イスパハンのケーク…
などがあるようです。
ちなみにフランス語では「H」を発音しないので、本当は「イスパオン」となるらしい。

どうも最近はイスパハンのクロワッサン・オ・ザマンドを売り出したらしい、とうわさを聞きつけ、さっそく買いに行きました。
ただでさえ美味しいエルメのあのオザマンドが、イスパハン味になったらどうなるのか?
c0069026_5123353.jpg
こちらが、それ。
ピンクのグラサージュが期待をそそる…。

by blueblau1 | 2008-09-24 05:31 | Pâtisserieパリのお菓子

patisserie Henriet

c0069026_63430100.jpg
青と白が目印の外観の「Henriet(アンリエット)」は、ビアリッツにあるお菓子屋さん。
c0069026_636307.jpg
こんなパリ風マカロンもありました。
c0069026_6375018.jpg

こちらはバスク風マカロン?
c0069026_6345985.jpg
ショコラトリーでもありますが、ショーウィンドウに並ぶケーキは、どれもつややかで美味しそうでした…。
c0069026_6354685.jpg
c0069026_636547.jpg
チョコレートのガトー・バスク。
しっとりとした食感で、間に挟まれてるたっぷりのチョコカスタードとの相性バッチリ。この店の人気商品でもある様子。
c0069026_637167.jpg
c0069026_6381516.jpg
バイヨンヌに移動するバスの中で食べた、マカロンのルリジューズ仕立て?の、キャラメル・ポワール。
見かけの可愛さに誘惑されました。
が、味も素晴らしかったのです。
c0069026_6383313.jpg
とろりと濃厚なキャラメルクリームには、洋ナシのキャラメリゼが隠されていました。ああ、また食べたい。

楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング

by blueblau1 | 2008-09-22 06:39 | Pays Basqueバスク地方

田舎と食いしんぼうのレストラン

ミシュランガイドやガイド本、ネットなどで情報収集しながら、「初のバスク、行くからにはここはぜひ味わっておきたい!」と、だいぶ気合を入れて予約しておいたレストランは、4軒。
c0069026_431144.jpg
どこもよかったけれど、「あそこのレストランは本当にすばらしかったねえ」と、私たち親子の間で、しみじみと思い出のレストランとなった一軒があります。
c0069026_13271379.jpg
それがここ、「Campagne et Gourmandise」。
ビアリッツの郊外にあるので、駅からはタクシーをつかまえて行きました。(そこで歩ける距離ということがわかり、帰りは徒歩で駅まで戻りましたが)
c0069026_1327282.jpg
テラス席を予約してあることを伝えると、通されたのが、こちら。
c0069026_1330332.jpg
さわやかな青空の今日…ラッキーでした
c0069026_4352292.jpg
目の前にはピレネー山脈、山と空を眺めながら、の食事が始まりました…。
c0069026_13295341.jpg
ワインは、きりりと冷えた白を。
蝶ネクタイをしたソムリエのムッシューのサービスに、元ひとつ星らしさを感じました。この後、(毎度のことながら)気持ちよく酔っ払ってしまった父は、二本目を追加…
c0069026_13281368.jpg
Le panache de poissons petits bateaux a l'etouffee de palourdes sauce mousseline aux capre
メイン。私はあっさりしたものが食べたく、お魚にしました。
c0069026_13283138.jpg
Le gateau leger de homard en mariniere herbes
母絶賛の、オマール海老のガトー仕立て。食感は軽いムース、でも味は濃厚でとっても美味しかった。

そしてデザート…
c0069026_13284720.jpg
Le pastis d'Amelie comme un pain perdu aux peches caramelisees
sorbet verveine
桃のキャラメリゼののったパン・ペルデュ風。
クマツヅラのソルベ添え


今回実感したのが、外の新鮮な空気と景色、それらも美味しさを感じる大事な要素ということ。
この眺めと美味しい料理、涼しい風を感じながらの食事は、忘れられない時間となりました。
c0069026_13291287.jpg
Le soup de fraises du sud-ouest rafraichie glace vanille
tuille aux amandes
イチゴのスープ
バニラアイスとアーモンドのチュイル添え

c0069026_13292944.jpg
La fine tarte feuilletee chaude aux fraises confites
creme fouettee aux zestes de citron
ソテーされた温かいイチゴのパイ 
レモン風味のクリーム
c0069026_13301587.jpg
広い(広すぎる)お庭から撮ったテラス。
中にももちろん席はたくさんあるのですが、ガラガラでした…^^。
テラスのほうが気持ちいいですもんね…
c0069026_51665.jpg
年配の男女のグループ。サングラスがサマになっていて素敵。
c0069026_13304948.jpg

美味しい食事と美味しい空気に、満足度100%!
行けるものなら次回も必ず訪れたいレストラン「Campagne et gourmandise」でした。
この後は、この右端に写ってる車道から、駅まで徒歩20分ほどの道を、テクテク歩いていったのでした…^^
c0069026_512427.jpg

52 Av,Alan-seeger
Route d'arbonne
Biarritz

楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング

by blueblau1 | 2008-09-19 05:19 | Pays Basqueバスク地方

バスクのマジパン、トゥーロンtouron

c0069026_5572626.jpg
きっと日本の方にはなじみの薄いであろうお菓子、マジパン。
それはたっぷりのアーモンドとお砂糖を、少量の卵白でペースト状に練ったもの。
バスク地方ではチョコレートと並び、このマジパンもスペシャリテのひとつのよう。
c0069026_5575826.jpg
地元ではTouron(トゥーロン)という名前で呼ばれています。
「どうせ、マジパンでしょ」と思ったのですが…
バスクでは色も形も風味もさまざまな形で売られていました。
c0069026_5582934.jpg
ビアリッツのお菓子屋さん「Henriet」で、お土産に買ったカラフルなトゥーロン「アルルカン」。
c0069026_674198.jpg
まるで金太郎飴みたい?な一口サイズのマジパンの詰め合わせ。
c0069026_684726.jpg
渦巻き模様は、バイヨンヌ、ビアリッツにそれぞれ支店をかまえる「Paries」にて。
c0069026_6232339.jpg
c0069026_6242037.jpg
Miremontのトゥーロン↑は、お店のイメージにぴったりの、淡いきれいな色合い。
右端は、ドレンチェリーとへーゼルナッツ入り。


マジパンとはいえ、お店によって味もさまざまで、思いのほか美味しいものもあり、微妙なものもあり…^^
お茶請けにもいけます。
c0069026_6245715.jpg
たかがマジパン、と思わず、お試しあれ…

楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング


ああ、冷蔵庫に大事にしまっておいたマジパンをかじりながら、今夜もバスクの思い出に浸ってしまいました…
by blueblau1 | 2008-09-17 06:11 | Pays Basqueバスク地方

バスクのチョコレート屋さん

バスク滞在記の続き…
c0069026_4505475.jpg
バイヨンヌはフランスにおけるチョコレート発祥の地。
隣町ビアリッツには、ミュゼ・ド・ショコラ(チョコレート博物館)なるものもある。
c0069026_4512311.jpg
…「16世紀後半にはイベリア半島からユダヤ人たちがサンテスプリに移り住み、彼らがもたらした技術と知識によってバイヨンヌでチョコレートの生産が始まった」…のだという。(参照・Wikipedia)

ユダヤ人の技術と知識のおかげで、チョコレートがこの地方にもたらされた…とはちょっと思いがけない歴史。
確かに訪れたバスク地方の町には、老舗のチョコレート屋さんやルレ・デセール会員のお菓子屋さんが存在しており、どこのお店でも、美味しそうなチョコレートが必ず目に留まった。
チョコ好きの私にとっては、本当に目の毒…。
c0069026_123783.jpg

Henriet(アンリエット)
Place Clemenceau
64200 Biarritz
c0069026_1232982.jpg

LIONEL RAUX(リオネル・ロー)
7, rue Bernadou
64100 Bayonne
c0069026_4522683.jpg

Daranatz(ダラナツ)
15, rue Port Neuf
64100 Bayonne
c0069026_281843.jpg
DaranatzとCazenaveのお店は、ほぼお隣同士。
どちらも昔ながらの町のチョコレート屋さん、という雰囲気。
c0069026_4525986.jpg

c0069026_4532096.jpg

Cazenave(カズナーヴ)
19 rue Port Neuf
64100 Bayonne
c0069026_214215.jpg
サロン・ド・テもあるCazenaveでは、ショコラ・ムソー(上の写真)というココアが有名です。
ちなみにお味は…あまり期待しすぎないほうがいいかもしれません^^
でも私たちが行った夕方は、ショコラ・ムソー目あてのお客さんでいっぱい!でした。
やっぱりこれを飲まずしては帰れなかった…名物ショコラムソー。


ああ、チョコレートの魅力にくらくらです。
ここに住んでる人が本当うらやましいです。笑
c0069026_1195226.jpg
これ↑はHenrietのショーウィンドウ。
これはチョコラティエールという、昔使われていたというチョコレート沸かし器だそう。
これで飲まれていたショコラは、一体どんな味だったのだろう?

チョコ好きの方、楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング

by blueblau1 | 2008-09-16 02:10 | Pays Basqueバスク地方

友人の家族にまじって…

c0069026_912204.jpg
日曜日のお昼過ぎ、急な電話が。
頭に「0044」の国番号のつく、見たことのない番号の表示…
誰から?そしてどこから?
…と思って出ると、一年前にパリに遊びに来たこともある、現在イギリスに滞在中の、私の学生時代の友人からだった。
驚いて、一体今、どこに??
と聞くと、何と「ついさっきパリに着いたところ」だという。
今日はこれから日本からやってくる家族と、パリで落ち合い、そして明日イギリスに戻る予定と言う。
よかったら今夜、自分たちとの食事を一緒にどうか?との思いがけないお誘いだった。
c0069026_8402621.jpg
前菜のサーモンのタルタル。今晩の定食メニューのひとつでした。
c0069026_8404260.jpg
メインのステーキ。クルジェット(ズッキーニ)の暖かい付け合せ。

本当に、いいの?
イギリスからやってきた友人と、日本は沖縄(私はまだ行ったことのない場所)からやってくる彼女のご家族、そこに私が…。なんとも不思議なこの図。
c0069026_841341.jpg
桃のタルトのデザート。タルト生地はサクサク、手作りの優しい味わいで、しみじみ美味しい。

でもそこはやっぱり日本人同士。
海を越えて、久しぶりの再会を果たした親子のやりとりを見ていると、こっちまで暖かい気持ちに…。
c0069026_8411646.jpg
これぞフランスの定番デザート、チョコレートムース!
大きなラムカンにたっぷり…ですが、私は気分のよさ、楽しいのも手伝って、美味しく完食してしまいました…
添えられたフィナンシェは、へーゼルナッツがふんわり香って、しっとり美味。
これはかなり好みのフィナンシェでした。


皆さんの楽しそうな様子を見て、私もすっかりリラックス気分で、楽しい食事をさせていただきました。ごちそう様でした…。ワインはたしなむ程度の穏やかでやさしい友人ご家族のそばで、一番飲んでいたのは私かも…。
c0069026_9143962.jpg
前菜の前菜に…^^と、食べたいとリクエストのあったエスカルゴ、6個を皆でひとつずつ。
私も食べるのは本当に久しぶり。
きのこにエスカルゴをつめて、パセリバターでオーブン焼きのこの一皿、アツアツ!
ソースをパンに浸して食べる味がたまりません…


このレストランを訪れるのは今回で2回目。
日曜日でも営業していて、前回美味しく雰囲気もよかったのが印象に残っていて、ここを提案させていただいたのです。
前回と同じサービスのムッシューは、私のことをちゃんと覚えてくれていました。

ご家族の皆様、パリ、そしてイギリス、よい滞在となりますように!

Cafe des musees
49,rue de turenne
75003

楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング


次回は、バスク編の続きです^^
by blueblau1 | 2008-09-15 08:42 | パリのレストラン

アプランティさん

旅行記の途中ですが…
近頃の、仕事兼アルバイト先の話を。
(アルバイト、というのは、これまでスタジエだったのが私の都合でスタージュできない状態になり、それと同時期くらいに更新中だった学生ビザが出て、それ以降「週20時間の労働可」という条件のもとで働いてるからです。ちなみに週20時間は越えても、その分のお給料はもらえません。)

あれは2週間前、見知らぬ女の子とロッカー室で顔を合わせました。
「あなたもレストランの人?」と聞いてきたこの女の子、厨房にやってきた、新しいアプランティ(アプランティサージュをする人)でした。
アプランティサージュとは、職業訓練校に通いながら、隔週または2週間交代で、それぞれの専門の現場で働くという、フランスの制度。
アプランティサージの期間は、通常2年、長くて4年ほど続くらしい。
そして始める年齢も、14歳~18歳から、と若い。

(女優のオドレイ・トトゥーとおんなじ名前の)オドレイというこの女の子、シェフの意向により、とりあえず私(デザート)について仕事することに。
さてさて、オープンからこれまで6ヶ月の間、ひとりぼっちで仕事してた私。
仕事しながらこっそりおしゃべりをしたり、ちょっと嬉しい。

…と思ったのもつかの間。
この子、何にも知らない、何にも作ったことがない…。
これから始める段階なのだから当然なのだけど、ほんっとにまっさらな状態で、生地を混ぜる手つきも危なっかしく…
チョコレートや、ショコラ・ショーはたらす、こぼす…

使って汚したものをすぐに片さない…
私(モウッ!これジャマ!ただでさえスペースないんだから~。でも自分で気づいて片付けて欲しいのよね…ジリジリ)

スタージュ中、チクッとすることを言われたり、怒鳴られて反省したり(もしくは悔しい思いをしたり)、流しにほっておいたマドレーヌの型を床に投げつけられたことを思い出し…。
スタージュ中は、わからないながらにも何だか必死だったけれども…
教えるほうも教えるほうで、きっとうっとおしかっただろうし、イライラしたんだろうなあ、なんて。
c0069026_5302128.jpg
Riz au lait a l'orangeオレンジ風味のリ・オ・レ。
バンケ用に用意したのですが、たくさん作りすぎてしまいました…これも反省


オドレイ、とっても初々しいところがあり、「明日は何を作るの?チョコレートムース?それ、絶対作るとき言ってね!」
彼女はムース・オ・ショコラが大好きらしい。
まかないのときにあまったデザートを出すのだが、そのチョコムースがあると、必ず食べている。相当好きらしい。
そして塩キャラメルを作るときも。
「今何作ってるところ?えっキャラメル?(目を丸くして)それなら、早く言ってよ~」
と、こういうところが可愛い^^。

思えば、ちょっと1~2年前は私もこんな状態だった。
(チョコで汚したり、手つきがあぶなっかしかったり、すべてのことに興味しんしんだったこと)
それと、この2年の間に、私もやっぱりいろんなことを教わったんだ、収穫がちゃんとあったんだ、ということも改めて実感…

オドレイ、仕事の内容もちょっとずつわかってきたようで、時々手伝ってくれる。
動きはとってもスローだけど…

彼女は18歳。来週からついに学校が始まるそうで、次に厨房にやってくるのは2週間後。

これまで一人で仕事するのは大丈夫だったのに、やっぱり、寂しくなってしまいました…
こう書くと、私がさも教えてるかのようですが、この道に入ってまだほんの2年…もっともっと訓練しなきゃならないのは私のほう…

楽しんでいただけましたら…
応援クリックお願いします
人気ブログランキング

by blueblau1 | 2008-09-14 05:22 | スタージュ日記・カフェ編