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焼き菓子の魅力

月曜日とはいえクリスマス休みで毎朝通る道は本当に静か…
このごろは寒さも、一時期に比べ、だいぶしのぎやすくなりました。
風邪も治り、食欲も通常通りに復活した私、こんなものがあれば↓もう手を出さずにはいられません・・・!
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右:バナナケーキ
左:ピスタチオとグリオットの焼き菓子


先週は焼き菓子の一週間でした。
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焼き菓子って、この間作っていたようなアントルメなどの生菓子に比べると、工程もシンプルで、見た目も茶色っぽくて、本当に地味~な感じなんですが、食べてみると、その食感のバリエーションの多さに驚きます。
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焼き菓子って、やっぱりいいな!と思ったのは、食べる日によって味が変わること。
当日食べるものより、翌日、翌々日食べたほうが味が落ち着き、風味も増して、あれ?こんなに美味しかったっけ…と改めて思ったりするんです。
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カヌレも、焼いた当日のカリカリしたものより、もっちりとしてしまう3日目くらいになると、地味ながら味も驚くくらい違うんです。
時間がたったカヌレがこんなに美味しいなんて、今回はじめて知りました。
銅の型で焼くからこんなに美味しいのかなあ…
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ケーク・オ・ショコラ。ピスタチオやヘーゼルナッツが入ったチョコレートの焼き菓子。
これも中心のしっとりした部分が最高に美味しい!
見るとつい手が出てしまいます…


やっぱり焼き菓子はいい!と再確認…。
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うって変わって、今週はお惣菜(traiteur)の週。
テリーヌやパテ、クネルなどのフランスっぽいお惣菜を作っています。
やっぱり自分の知らないことが多いのは断然、料理の世界のほうなので、お菓子とはまた違って、楽しい。
お菓子のほうがやっぱりテンションはあがりますが…

その中でちょっとしたお寿司を作ったり、ソバも使うらしいです…さてどうなることでしょう?

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by blueblau1 | 2009-12-29 09:05 | 製菓の勉強

走り抜ける12月

皆さん如何お過ごしでしょうか。

私は10日間くらい風邪を引きずり続けて、鼻水のあとは頭痛に悩まされてましたが、昨日ようやく落ち着きました…
学校もこの24日の午後で終了、月曜まで3日間のお休みで、ホッとしたところです。
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昨日は親しい友人と、クリスマスということでたくさんの美味しいものを食べ、(しかし、そのあと吐き気に襲われ戻してしまうという…)夕方4時まで熟睡。
今日も9時間の睡眠をとり、具合もかなり回復しました!
しかしよく寝すぎて今日が何日なのかまったく実感がありません…

休みに入る前、自分も風邪気味というフランス人クラスメイトMが分けてくれた風邪薬。
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右が頭痛用、左が鼻用の飲み薬。
「いい?これはきちんと3日間続けて飲まないと効かない薬なの、だから、ちゃんと飲んでね!」と、真剣に説明され、たくさん分けてもらって、本当に申し訳ないやらありがたいやら…。「お礼なんて言わないで!当たり前のことなんだから!!」と言うM。
ジーン…
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学校では風邪と平行して、まだ更新してない「プチフールとマカロン」の先週と、「ガトー・ド・ボワイヤージュ(焼き菓子)」の今週がありました。
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今週の月曜日は学校を午後休んでプレフェクチュールに行って、6ヶ月ぶりの滞在許可証を受け取り(たくさんの学生が押し寄せていた!)、その足で早速アロカ(住宅手当)の申請に行ったり…。
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先週の授業では、たくさんマカロンも作ったので、また改めて詳しく書けるといいのですが…
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授業が午前で終わる金曜日は、日本人クラスメイトKちゃんとメトロに乗って、MORA(製菓道具専門店)やG.Detou(製菓材料店)に買い物に行ったりしてました。
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どちらもクリスマス前ということで、道具や材料を買い求める人でごった返しの店内…。
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その他の時間では、私の以前のスタージュ先のシェフのところで、シェフが個人的に注文を受けているブッシュドノエル作りの手伝いをしたりしていました。
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マロングラッセのブッシュドノエル

数日に分けてマカロンを数種類作ったりも。
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macaron caramel-banane(キャラメルとバナナのマカロン)↑
このガナッシュ美味しい!
160℃で12分焼くのですが、乾かさないでもちゃんとツルツルに焼ける。

他にはバニラ&オリーブオイル、ピスタチオ、ジャスミン、プラリネ&シナモンなどなど…
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台所には、仕込み前のフォアグラが!
右のピンクっぽいのが鴨で、左の白っぽいのがガチョウだそう。
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クリスマスのサブレ詰め合わせ。
ノエルの前日の23日は、夜中の12時までお手伝いして、正直疲れました…この風邪が憎かった~
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わたし用にくれたブッシュドノエル。ミルクチョコとブルーベリの組み合わせ。
確かに今回はブッシュドノエルを買ったりする時間はなかったなあ…

他にも、たくさんのおすそ分けをもらい、いつもはガラガラの冷蔵庫が食べ物でいっぱいに。笑
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こちらはシェフのお姉さんの手作りのパテ。開けたとたん、なんとも濃厚な香りが!
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24日は、学校の後でKちゃんとカルフールでパンをたくさん買ってきて、パテはあっという間になくなりそうに。
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注文宅への配達が終わったシェフが夜アパートまでわざわざ届けてくれたフォアグラ・ブリオッシュ。
さすが、フォアグラを作らせたら天下一!
美味しくいただきました。(これ以外にもいろいろもらったのですが、またそのうち…)

Mちゃんが鶏のクリーム煮を持ってきてくれたりして、楽しく過ごした24日の夜でした。
(肝心の写真が撮れてないのは、やはり風邪と忙しさから来る余裕のなさか…残念。)

最後に、夜中にベットで吐き気に苦しむ私の背中をさすってくれたMちゃん、ありがとう~!

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by blueblau1 | 2009-12-26 16:19 | スタージュ日記・レストラン編

vin chaud/ヴァン・ショー

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昨日の記事の続き…
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先週の土曜日、-4℃の中頑張って外に出てきた私達、その理由とは…冬のパリの風物詩、シャンゼリゼのイルミネーションを見たいがためでした。
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雪が踏み固められた足元はツルツル滑るし、観光客はひしめいているし、何より凍て付くような寒さ!
その寒さは、私の想像を超えていました
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何度「もう限界」と思ったことか…それでもせっかくこのために出てきたのだから!と、歩き続ける私達。
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ううう…
写真も撮ったし、もう、帰るか…!
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凍りついた私達が向かった先は、ヴァン・ショーの屋台。
ヴァン・ショーとは、シナモンやオレンジ、砂糖を加えて煮込んだホットワイン。
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樽からプラスチックのコップに注がれ、3ユーロ位で売られているのですが、アツアツで、これがたまらないんです…!
一度、自分でたくさん作って、一杯といわず思う存分飲みたいと思うのですが、これはこの寒さの中で飲むからこその美味しさなんだろうなあと…。
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逆に、このマルシェで食べ物は買わないことにしました。
なぜかと言うと、買った時は、とろけるチーズの挟まれたサンドイッチも、湯気の出ているポテトも、この寒さの中、ものすごい勢いで冷えていってしまうから…悲。

ここで一瞬でも暖をとりたいなら、ヴァンショーが一番かと思います。
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by blueblau1 | 2009-12-22 05:18 | Parisパリ

寒さで痺れる感覚

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今日のパリは最高気温-2度、最低気温-4度だったそう。

たまたま通りかかったチュイルリー公園を覗いて見ると、昨日降った雪で、地面はすっかり白くなっていました。
この中を通る勇気はなく、雪がまだ残る脇の道路を歩いたのですが、足元はつるつるすべるし、靴を伝わってくる冷たさで感覚がなくなり、痺れてくる足…。
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この寒いのに、公園内でボール遊びをしていた男の子達。
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時間は17時ちょっと過ぎ。もうこの辺で心底寒かったのですが、アパートに帰りたくなる自分との我慢大会。
ここに来た目的は、夜のシャンゼリゼ大通りを見ること…もうひとふんばり、気合を入れて歩きました。

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おまけ。
紫色が可愛い女の子。
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by blueblau1 | 2009-12-20 08:11 | Parisパリ

雪!

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朝7時半に家を出ると、雪が降っていた昨日。
寒い!

最近の最低気温は-3℃くらいのパリ。
ちなみに雪は、今日も降っていました。
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8時半に授業開始、朝9時頃でも外はどんより薄暗い感じ…。
写真では雪は見えませんが、実際は結構吹雪いていたんです。
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即席パスティヤージュ(粉砂糖、ゼラチンなどで作る練り生地)で作る、雪の結晶の飾り。
言わずもがな外の景色とマッチ!
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学校の横のアパートの中庭の植木にも、しんしんと積もる雪…
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学校が終わって外に出てもやはり暗い…。
そういえば、1ヶ月前から太陽を見る機会は2~3回くらいしかない最近。
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学校と、パリ唯一のトラムウェイの間に、大き目のこんなツリーが置いてあります。
いつもは横を何気なく通り過ぎるのみなのですが、今回雪が積もってるのを見て、思わず写真。
雪はなんだか気分が盛り上がりますね...^^
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毎朝毎夕通る通学途中にある橋。
こんなに雪が積もってる!
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雪を見て友人とはしゃぐリセエヌ(高校生)。
雪が降って楽しそうな様子。
この元気さは今の私にはないなあ…(遠い目)

私はと言うと…
鼻が詰まって詰まってしょうがないので、この週末はしっかり休んで、もとの状態に戻したいと思います。
う~さむさむ…!

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by blueblau1 | 2009-12-19 02:35 | Parisパリ

小菓子たち

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毎朝、近所の橋を渡って通学してるのですが、橋の真ん中で、びゅうびゅう風が吹くときは、その冷たさが身にしみる…
めっきり冷え込むこのごろです。

今週はプチフール(小菓子)とマカロンの回。
片手でつまめ、一口で食べられるお菓子をプチフールと呼びます。
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ディアマンに、スペキュロス、アマレッティにチュイル…マドレーヌやフィナンシェなどの柔らかいミニ焼き菓子も。
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作業も見た目も地味だけど、食べたときにしみじみ美味しいと感じるのが、こういう焼き菓子かもしれない…。
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クリスマスも近いということで、ジェニファーがアルザスで買ってきたというサパン型で型抜きしたり、パンデピスの家を作ることになったり・・・。オーブンからはシナモンのいい香りで、一気にクリスマスの香りに。
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3日目はほぼ一日マカロンの焼成。10種類つくるので、色もカラフル。
マカロンのガナッシュは、「いろいろな工程・試作を重ねた結果」、配られたルセットのほとんどに、修正が加えられた。
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ある程度知ってると思っていたマカロン作りの工程だったけど、それでもまだ知らなかったことや、ちょっとしたコツなど、いろいろなことを教わる…。
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キャラメル味用のマカロン。
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なんだ、この猛烈にいい匂いは!と、見つけたのはこちら。バニラのディアマン。

レシピを見ても、別に特別なものは入っていないのに…
匂いも味も美味しい!

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by blueblau1 | 2009-12-17 05:53 | 製菓の勉強

4週目明け・ほんとうの冬の到来

先週のプチガトー(1人用の生菓子)の週の様子…
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学校で習っていて面白いこと…レシピそのものももちろんだけど、パーツの構成の仕方や、意外な色彩や味わい。
エメラルドグリーン(!)など日本のお菓子ではまず見ない色合いのグラサージュは言うまでもなく、
ビスキュイ、ジュレ、クリーム、ムースの組み立ての仕方には、「なるほど、そういうことか!」と、少なからず驚きが。
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最後の仕上げは美味しそうに見せるための一番肝心な部分だから、一日かけてじっくり…
そうしていくうちにどんどん完成していくプチガトー。
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ココナッツとライムのケーキ。
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逆の発想と冷凍技術で組み立てられた、均一なドーム状のモンブラン。
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味も見かけもそれぞれ違う14種類。
見かけ通りすごく美味しいものと、
見かけはいいけど「う~ん…」という微妙で不思議な味のものも一部…日本人にはトロピカルすぎるのかなあ。

逆に、地味でちょっと古臭い外見のチョコとオレンジコンフィのケーキが、意外と美味しかったり。
バニラとチョコのシャルロットもありがちで地味で、「食べなくても味分かる」と思っていても、味わうと「お、美味しい!」と、やっぱりちゃんと美味しいのだった。
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プレゼン・各自写真撮影が終わったあとは、片っ端から試食。
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日本人クラスメイトKちゃんとは「食べたモン勝ち」が合言葉。笑
「後でまた食べられる」と思ってここで食べておかないと、知らないうちになくなってたりしますので…

だからちょっとぐらい(?)食べ過ぎても、貪欲になって食べてみる。
しかし、さすがに最後のほうは、だんだん味がわからなくなってくるのが切ない…。
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これは塩キャラメルのカスタードが詰まったルリジューズ。
クリームの甘じょっぱさがいい。

さて、先週の土曜日からグッと、底冷えのするような、本当の冬が到来。
乾燥が原因なのか、昨日からちょっと痛い喉。

こじらせないようにしっかり寝て、明日からまた気を引き締めていかないと。

皆さんも風邪にはお気をつけて…

※たくさんのブログへのコメント、本当にありがとうございます。
少しずつですが、必ず返信させていただきますね。

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by blueblau1 | 2009-12-14 06:55 | 製菓の勉強

Heureusement vous etes la!

前回の記事へのたくさんのコメント、ありがとうございました。

コメントのひとつひとつ読むたびに、ありがたくて、再びじわっと涙が…。

私はこれまでを振り返っても、そうした人の温かい気持ちを糧にして生きている部分が、とてもあります。
たとえ嫌なことがあっても、人間的な思いやりのある一言をもらうことができれば、スッと、救われた気持ちになるんです。
本当にありがとうございます。

また、フランス人クラスメイトMは、
「大丈夫、フランス人はああいう人間ばっかりじゃないの、Hみたいなのは例外なの。
アイツは単なる馬鹿、それだけのこと!」と。

確かに、Hみたいなフランス人ばっかりだったら、私はこの国に4年もいられなかったでしょう…。

M、ありがとう。Heureusement,t'es la!(あなたのような人がいてよかった!)

~~~

さて、昨日の木曜日でプチガトーの回が終了。
金曜日の今日は、初めてのテスト!でした。

課題は「ルリジューズ・ショコラ」と「パリ・ブレスト」
どちらも最初の週に習ったフランス古典菓子。
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最初の週に作ったルリジューズ↑

時間は午前中の3時間半…。

「楽勝」とはじめこそ思ったものの、思ったようにはまったく行きませんでした。

シュー生地、クッキー生地、ショコラのカスタードクリーム、プラリネクリーム、ガナッシュ、フォンダン…
そして焼成と組み立て。

こういうときにストレスは敵、気楽に気楽に…と努めていたものの、実際には手は震えるし、緊張して頭は働かないし、結果は散々でした。

出来上がったルリジューズとパリブレストは、自分で写真を撮る気も起こらないほど、ひどい見かけ(悲)。

「私ってこんなにできなかったっけ?」と唖然としました。

学校のテストですらこんな状態になるのだから、この学校の創始者ペルションさんのようにMOF(フランス最優秀職人)の試験を通過するって、本当に本当に、すごいことなんだなあと。
実力と、情熱と、ストレスに負けない精神力と、体力と…尊敬に値します。

特にルリジューズ・ショコラの「フォンダン(砂糖衣)」。

これが慣れてなくて、扱いにくいのなんの…

シューにフォンダンがけするのに、柔らかくするために分量のシロップを加えて温める。
34℃以上に上げてはいけないフォンダン、まだ固いからとシロップを加えるのだけど、かけた後にシュー生地を見てみるとゆるすぎたのか、たれちゃってるし…

熱くしすぎては輝きが失われるし、ちょうどよくゆるめる為のシロップを加える加減が、本当に難しい。
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授業中に先生と作ったルリジューズ、フォンダンはちゃんとツヤツヤ。
実際に自分一人で作るのとは大違い…


今まで何気なく見ていたお菓子屋さんのルリジューズ、綺麗に作るには、そのパティシエの経験に基づく見極めがしっかりあってこそなのだと、見方が変わりました。

ジェニファーにテストの後で質問したとき、「確かにフォンダンは扱いの難しい素材のひとつ。私の以前の職場ではね、その日のすべてのシューのフォンダンがけが、毎朝の私の仕事だった。それを4年間続けたの。(!)
今になってようやく慣れたくらいよ^^」と。

今回のテストは本当にいい経験になりました。

自分の実力のなさと、逆に、先生達がどれだけすごい人達かということにも、はっきり気づかされました。

これまでの授業中で先生達が失敗したりしたことは、一度もありません。

それぞれの素材の性質をちゃんと熟知していて、先生達はその扱い方を体で覚えているからでしょう。

クレーム・アングレーズやフォンダン、ショコラに使う温度計は、そのときの様々な状況によって正確に測れない場合があるから、信じきってはいけない、とジェニファーは言います。

最終的には「自分の目」が一番の判断基準になるのだと。

ちょうど一ヶ月目が終了した今日、精神的にも体力的にも、なんだか今までになく消耗。
午後に家についてから、気づいたら机につっぷして寝ていました。

でも、今からシュー生地を焼いて、明日フォンダンを買ってきて、リベンジすることにします。

じゃないと悔しくて、納得して来週に入れません…

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あと、テストの後、それぞれのルリジューズとパリブレストをカットして少しづつ味わったのですが、
皆まったく同じレシピで作ってるのに、微妙に味が違うんです!
それは中のクリームの固さやなめらかさだったり、本当に微妙な違いではありますが、きっとクリームを混ぜる力や時間によっても、変化するものなんだなあと。
これはちょっとした驚きでした。
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by blueblau1 | 2009-12-12 05:46 | 製菓の勉強

涙が出るときもある

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毎週ある隣の短期クラスのプレゼンテーション。今回は「マカロンとプチフール」。

昨日の記事を書いた後ですが...
今日は朝から生地の失敗をして、先生にやり直しをさせられていた例のフランス人クラスメイトH。

そして、お昼の時間に皆の前で泣いてしまうという出来事が(私がです)。
原因はもちろん問題のこのH。
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今までにも思いやりのないHの言動に「怒り」で悶々とすることがありましたが。

「泣いちゃだめ!」という日本人Y君と「泣いていいよ!」という日本人Kちゃん。
でも基本的に泣きたいときには私は我慢しません。というかできません。だってそれだけ悔しかったんです。ほっておくといくらでも嫌味や冗談を言うし、彼はそれによって人の心を傷つけてることにまったく気づかないのでしょう。

「言葉ができなければフランスに来なければいいのに」

彼がおそらく何気なく放ったであろうその言葉を聞いた時に、なぜか私は本当に悔しくて涙が出てきました。

私はもう4年こちらにいるから、言葉が分からないわけではありません。
思ったことを完璧な文法で話すレベルにはまだ行かないけれど、言われた言葉はほぼ理解できるようになっています。

「日本人は言葉が分からないと思って言いたいことを言ってるけれど、私はここで聞こえてくることは全部理解してるつもり。
もしこれがフランスと日本の違いで、そういうひどい言葉に私が慣れてないのかもしれない。
でもだとしたら私には、あなたのような人がいることがショックだ。
私がちゃんとしたフランス語を話せないのは本当だけど…。」
と、声がうわずってうまく話せないけれど言うと。

同じテーブルの席にいた他のクラスメイトも黙っていません。「そんなことはないよ!A(私)はいつも私の話をちゃんと理解してるじゃない」とフランス人クラスメイトM。
「H、わかったでしょ。もう二度とそんな風に口をきかないように。彼女はそういう言われ方に慣れてないんだからね!」とアルジェリア人クラスメイトS。
「Aちゃん。フランス語がわからなくてごめんね…」と、日本人クラスメイトKちゃん。
鼻水をすする私。
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「そうか…A、ごめんなさい。悪かった。(本当にそう思ってるのか疑わしい)」と、最終的にHは私に謝って、その後は若干静かになりましたが。

実に美味しくないお昼ご飯となりました(ちなみに当番は私)。

私も27になって大人気ないと思うのですが、なんか、自分に対する他人のそういう意地悪や悪意が見えたりすると、本当に嫌になってしまうんです。

以前のスタージュ先でもそうでしたが、相手に関わらず「日本に帰れ」とか、「フランスに来るな」という風な言葉は、私にはかなりこたえます。何でなんでしょう。
悔しくて、そういう言葉を「あんたには別に関係ないわ」とさらっと流すことができないんです。
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今週から新しく講師が来て、先生は2人に。

そんなわけで今日も一日が終わったのですが、最後。
フランス人クラスメイトMが、さりげなく担任のジェニファーに、「HがAを泣かせた」と伝えたようなのです(小学生のよう…)。
げっ、そんなこと言わなくてよかったのに!
と思ったのですが、それを聞いたジェニファー、すかさずやってきて「一体何を言われたの?」私に質問。
「明日彼に言っとくから!」と言うのですが、「さあ…彼が理解できるかどうか…」と言うと、
「大丈夫!分かるはず」と力強いお言葉。
(いや~、でもあいつ分かるかな~…)
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実際に、彼は私以外のクラスメイトに対してもまんべんなく態度が悪く、「イルフェシエトゥルモンド!(あいつは皆に嫌がらせをする!)お金を払って学びに来てるのに、なんでHのような煩わしいヤツと過ごさないといけないの!?」と、帰宅前の更衣室で、フランス人クラスメイトMも怒り心頭。
やっぱり皆も溜まってたのね…

明日はジェニファー先生がHを個別に呼んで指導するそうです。

ということでなんだか小学校みたいなことになっていますが…果たして彼は理解するのでしょうか。

同時に、彼のような人間がいるということを知ることも、人生経験のひとつかも…と、私も気づいた今日でした。

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by blueblau1 | 2009-12-10 07:28 | 製菓の勉強

クラスメイト

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先週の木曜日は朝からずっと皆でアントルメの仕上げ。
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グラサージュ(うわがけ)、フルーツやショコラでデコレーションをして、時間はあっという間に過ぎていきました。
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週の初めは地味な作業が多いけれど、やはり最後の仕上げの時は、どの回も、視覚的な楽しさがあってワクワク…。
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エシェルの中の、デコレーション中のアントルメ。
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最終的なプレゼンテーション。
気づいたら、13種類×各3台分のアントルメが完成。
4日間でこんなに出来上がっていたのだなあ…。

実は、
「見た目のいいケーキ=味はそこそこ(見た目に反して普通)」という先入観がちょこっとあって、味のほうはそれほど期待していなかったのだけど…

意外にもどのケーキも、ちゃんと美味しいではないか!(失礼)
なんだか嬉しくなりました。笑

特にショコラ系ケーキが絶品。

ココナッツ生地にアンズとパッションのケーキも美味しかった…。
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バナナを焼きこんだチョコビスキュイに、パッションとバナナのクレムー、ムース・ショコラの「カライブ」。これ好き!

さてタイトルのことですが、クラスメイトのことを少し。

同じクラスに、19歳のフランス人(男)がいるのですが…この彼ときたら

高慢、先生に対して生意気、日本人を馬鹿にした態度をとる…とにかく、こんなに喋る人はかつて見た事がないという、ものすごい「おしゃべり」。

最初こそ相手にしていましたが、いい加減に飽きて一度かなり冷たい態度をとったら、以後私にはかまってこなくなったはいいものの…
相変わらず他の日本人クラスメイトを馬鹿にした言動をし続ける彼。
何なんだこいつは…と、思わず腹がたってきます。
人に対する態度がなってないんです。

本人にそれを指摘しても「これは意地悪でも、馬鹿にしてるのでもない!」らしいのですが…
普通に日本人の感覚からしたら、かなりのもの。単なるからかい好きなのか…それにしても!
大人気ないというか、些細なことに気分を損ねたり、あまりにも子どもっぽすぎる。

例えば、一般的にフランス人は「自分を正当化するのが当たり前」なところがあって、日本人としては、ちょっとビックリするときがあるんです。
「非があるのはそっちなのに、どうしてそれを認めないのか?」って。

彼は今日のお昼当番をまかされていたのにそれを忘れ、逆切れして「自分は悪くない」と言い訳。
素直に認めたらいいのに~

「フランス人だから(日本人だから)」という言い方は好きじゃないのですが…

こっちの人は、協調性がない!空気を読まない!マイペース!

と、最近よく思います。(私が言うなという感じですが)

7人の少人数のクラスだから、それぞれの個性がなおさら目立ちます。

昼休憩の後、黙って洗い物をする、怠けることを知らないかのような日本人クラスメイトと、満足するまでお喋りを続ける彼らの姿は、対照的な感じです。



そうそう、そういえば、自分の常識をはずしてる人のことを、
「あの人って独特」「ちょっと個性的」と、日本語では言ったりしますが、

フランス語でもそういうニュアンスで言いたいときは、「individuel(le)」を使うそう。(意味も同じ)

う~む…。

もちろんこれは単なる一例で、フランス人が全員こういう人達という訳では全然ないんです。

でもまあ、完璧な人はいない。皆が自分と同じ性格、感覚だったら、逆におかしいか!
と、思うことにしよう…。
(向こうにしてみたら、私だって「自分たちと違う変わり者」と思われてるのかも知れないし。)


※今日の内容は、私の個人的な気持ちです。気を悪くされた方がいましたらごめんなさい…。


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by blueblau1 | 2009-12-08 06:03 | 製菓の勉強